サウンズが使っているレコード補正方法です
【最初に】
レコード再生は、刻まれた溝をフルに使用しているわけではありません
針の種類にもよりますが、●の位置あたりが使われているのが普通です
針傷やスレなどは下のように針の通りを塞ぐ形に傷が付いています、また右はゴミが附着している場合です
このようにつぶれた溝は、針の円滑なトレースが行えず、スクラッチノイズ、針飛びを起こします
望ましいのは、この障害物を取り除くことです
右図のようにゴミが附着している場合などは、わりと簡単に除去できますが
左図のように傷による盤面音溝の変形は、上部を削り取る方法しかありません
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以下のようにすると、ほとんどのレコードが完全とはいかないまでもトレース可能になりますので、お試しください
まず、針飛びする箇所を見つけます
ツマヨウジを使って、溝に沿ってこさぎますと、コツンと手応えがあります
最初は軽く、溝に沿ってこすってください
反対方向からも同様にしてください
指の表面で触れて、山形凸の違和感が無くなったら、プレーヤーに掛けてみてください
まだまだ、スクラッチや音飛びがするようでしたら、今度は力を入れて強くこすってください
盤の表面には、ツマヨウジでこすった跡が残りますが、かなりの盤の針飛びは解消すると思います
スクラッチに関しては、残るものと消えるものがありますので、やってみないと解りませんが、軽減はします